社長コラム

安全は只ではない

Vol.19 2001年(平成13年)10月号

不景気といえども日本では毎日が平穏に経過しているような気がします。
9月11日夜突然にアメリカで大きなテロ事件が起きました。あまりの異常な事態に「夢」と思った人が多かったと思います 。ニューヨーク、ワシントンDC、ピッツバークでの事件がこんなに身近に感じたことはありません。テレビを通じて惨劇がそのまま全世界に報道され、 「世界が一つ」の感を、強くしました。

 報道の機動力とワールドワイドの組織力、それを支える裏方の重要性を想うとき、小さな狭山ケーブルテレビではありますが、地域の出来事を報道する責任の 重さを尚一層感じています。又、事件後のアメリカ政府の決断のスピーディーさ、それを支える国民世論の高さは日本文化との違いをまざまざと見せられまし た。世界の警察を自負するアメリカは裁判所の役割も兼ね、時には刑の執行まで代行して世界の安全と平和を守ろうとしています。莫大な費用と国民の負担を覚 悟でのことですがこの結束力に驚くばかりです。
 私は、狭山市の発展のためには情報ネットワークの構築が不可欠であると確信して、ケーブルテレビ事業に真剣に取り組んでいます。テレビ電波は、空中を無料で飛んでいるもので、只であると思われている節があります。空気や水や電気と同様に電波も安全も只ではありません。
多くの初期投資と維持経費をかけて成り立っています。主要なライフラインは税金で賄なわれていました。しかし公営の事業はそのほとんどが赤字が拡大して民 営化されています。放送も通信も、なくてはならないライフラインとなりました。テレビはデジタル化が決定し、2003年の電子政府、電子自治体を控えイン ターネットは絶対的必要な基盤となりました。豊かな人生と安全な生活の一翼を担う任務はより重要になってきたと思います。
 平和と安全に税金負担をするように、放送・通信基盤の構築と維持のためにご協力とご支援をよろしくお願いします。