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社長コラム

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農家の所得アップ(Vol.165 2013年12月号)

2013年12月1日

 私は、昭和19年8月に入間村(狭山市)北入曽の農家の五男として生まれました。記憶にはありませんが父は満州に出征中で、母を中心に子ども達が可能な限り力を合わせて生き延びてきた世代です。

 入間村の90%以上が農家で、今から想像する以上に貧しい生活でありましたが、招来への希望は大きく、そして愛情豊かな毎日であった記憶があります。

 

父が復員後3人の弟が生まれ、姉が一人、その後男の子が8人の大家族でした。家庭内でも競争の激しい中を大きな過ちもなく成長できたのは「愛情」に支えられたおかげです。

昭和40年代は、狭山市の大変革の時代で農業社会から工業、商業が盛んになり、土地価格も急騰して農家数は激減の一途を辿っています。

 

狭山市には農家が1,089戸あり、内訳は、販売農家が609世帯、自給農家が480戸です。

販売農家609戸は、さらに主業的農家247戸、準主業的農家が104戸、副業的農家258戸に区分されています。尚、販売農家とは耕地面積30アール以上、年間農産物販売金額が50万円以上の農家です(平成22年度農業センサスより)。

 

狭山ケーブルテレビでは、農家の所得アップを目標に掲げ、農業の六次産業化の研究を進め、真空低温調理技術の研究と併せて、農産物加工所建設の構想も進めています。

112()から毎週土曜日に試食イベント(有料)を実施しています。真空低温調理のおいしさを味わってみて下さい。場所は、コーセー化粧品前の「コモンズカフェ」です。

最近「農業革命」が話題となり、米の減反政策廃止も表明され、農業に参入する企業が増加しています。狭山市は、里芋、ほうれん草等を筆頭に優良農産物生産の宝庫です。

農家の所得アップ支援にケーブルテレビが果たせる役割が明確になりつつあります。

カテゴリ:社長コラム
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