2025年6月1日
6月に入り、いよいよ梅雨の季節がやってきました。雨の日が続くと、気分が沈みがちになったり、通勤や業務に支障を感じたりすることもあるかもしれません。しかし私は、この時期こそ「成長の季節」だと感じています。
植物は雨を受けてぐんぐんと育ち、紫陽花が街を彩り始めます。自然はしっかりとこの季節の役割を理解し、未来に向けて力を蓄えているのです。私たちの会社もまた、この梅雨の時期を「次への成長のための準備期間」と捉えたいと思います。
2025年度は、狭山ケーブルテレビにとって「開局30年 新たな成長への礎の1年」です。これまで地域の皆さまに支えられ、歩んできた30年。その歩みを胸に、私たちは今、新たなスタートラインに立っています。
梅雨空の下、雨に濡れる日々が続いても、その一滴一滴が地面にしみ込み、やがて芽吹きや花を咲かせるように、私たちの努力もまた、未来の実りにつながっていくはずです。
例えば、新番組の企画や、地域密着型サービスの強化、デジタル化による業務効率アップなど、取り組むべき課題は多くあります。時には思うように進まないこともあるでしょう。しかし、そんなときこそ梅雨のように「静かに着実に、自分たちを育てる時期」だと考えて、前向きに取り組んでいきたいのです。
どんなに長い雨も、必ず晴れの日を迎えます。そして晴れ間の中で、私たちはきっと新しい成長を実感できるはずです。この梅雨が、私たち一人ひとりの「前向きな変化」のきっかけとなるよう願っています。
じめじめとした季節こそ、心には太陽を。そして笑顔と挑戦の気持ちを忘れずに、共に前へ進んでまいりましょう。