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社長コラム

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無関心では日本は再生されない(Vol.33 2002年12月号)

2002年12月1日

平成14年も師走に入り何かとお忙しいことと思います。
私は、先月1日から香港・中国へ税制の研修に行ってきました。帰ってからすぐに京都で開催された「アジア、オセアニア会計人会議」に出席して帰りに神戸に立ち寄りケーブルテレビの将来を語り合い、その後石川県に2日間、宮城県に2日間の出張が続きました。

毎日のように飛行機に乗り、新幹線で移動していると、外から日本のこと狭山市のことを考える時間があります。夜も部屋で充分に時間があり発想が豊かになります。
中国はあらゆる都市で建設ブームが起きています。まるで日本の30年前を見ているようです。香港の税金は個人で15%法人で16%の税率に統一され簡単明瞭です。
中国の一番南の島「海南島」にも行ってみました。ここはハワイと同様に常夏の島です。リゾート開発が盛んに行われ立派なホテル建設と美しいビーチが広がり 別世界の島です。それに比べ、日本の経済の停滞は深刻で、地方の商店街はシャッターが閉まったままの状態で明るさがありません。銀行の株価も最安値の更新 で先行きが不安な毎日です。
それでも街の雰囲気は緊張感に欠けていると思いませんか。駅には若者が座り込み、電車の中で化粧をしたり日本人のマナーと礼節はどこに行ってしまったのでしょうか。世界の悪いところをいち早く取り入れ勝手気ままに振る舞い過ぎていないでしょうか。
1月1日に日本に住所が無ければ住民税が課税されないと意識的に住所移転をするような大臣が日本のシステムを提案する資格があるとは思いません。国民全体で政治や経済に関心を持って、中小企業や地方都市に暖かみのある政策を望みたい。

カテゴリ:社長コラム
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