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社長コラム

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アイバンク(Vol.51 2004年6月号)

2004年6月1日

角膜の寿命は200年もあると言うことをご存知でしたでしょうか。
角膜には血管がないので血液型の異なる人にでも提供できて、亡くなってから12時間以内であれば充分に可能であることを角膜移植のビデオを視て知る機会がありました。
「アイバンク」という言葉は聞いたことがありましたが、真剣に考えたこともないし、高齢になると目も歯も悪くなって到底人様のお役に立てるとは思いもよらないことでした。

人間は、外部からの情報の80%以上を目から取り入れていると言われています。
若くして視力を失うことは、人生の中で非常に悲しい出来事です。自分や身近な人がその立場になったことを想うだけでもぞっとします。
現在全国で視覚障害により目が見えないで苦しんでいる人は約40万人で、このうち角膜移植により視力の回復が望める人が約5万人いるそうです。埼玉県では昨年の献眼者はわずか12人しかいませんでした。
従来からライオンズクラブ等で真剣に取り上げて運動をしてきました。ロータリークラブでも今年度の重点テーマとして「アイバンク」運動を推進するとお聞きしました。角膜とは、目の最も前のいわゆる茶目の前にある、透明な膜でレンズの役目を果たす器官です。
日本では宗教的にも死後に器官を提供することに拒否反応があります。しかし、正しい知識と本当の社会奉仕の気持ちの醸成によりこれを乗り越えられれば、よ り心豊かな社会が実現できそうな気がしてなりません。ケーブルテレビの番組で、アイバンクのビデオを何回か放映しますのでご覧になってください。地域をあ げて「助け合いの精神」が行動に結びつくことを願って9チャンネルの番組を制作しています。

カテゴリ:社長コラム
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