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社長コラム

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合併(Vol.55 2004年10月号)

2004年10月1日

近鉄・バッファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併が選手を含め論議を呼びました。UFJと東京三菱の銀行合併もあり、最近合併や買収 (M&A) の話題が多くなっています。
MはMergerの頭文字で、AはAcquisitionの頭文字で、読み方はマージャー&アクイジションと言い、通常は エム アンド エー と略称されています。

M&Aは様々な経営課題の解決策として利用されますが、代表的な利用法は

 

  1. 後継者がいない
  2. 商圏を拡大したい
  3. 創業者利潤を実現したい
  4. より発展性のある企業と提携したい
  5. 新規事業に進出したい等があります。

 

M&Aには確固たる目的がなくてはなりません。またM&Aにより影響を受ける関係者から理解が得られるものでなくてはなりません。ストライキや裁判は極力避けるべきであります。 

野球でいえば、球団、選手、ファン、取引関係者すべての人が納得できる必要があります。

球団やオーナーが独走して自分勝手な発想でM&Aを進めると、ファンを失うことになります。

M&Aには過去の銀行の対等合併に見られるとおり十数年にわたる、たすきがけ人事や出身派閥の問題を抱えることになり、デメリットの部分も事前に検討する必要があります。

狭山市と入間市の市町村合併の協議が進んでいます。今回の市町村合併には特典があります。国から指定された期日までに合併が実現すれば、財政的に両市が潤うことになります。

市民の関心事は「合併が自分たちの生活をどれだけ豊かにしてもらえるのか」にかかっています。合併のメリットを市民に理解できる内容でより多く情報公開して、市民が喜んで大きな夢を持ちながら入間市との合併を迎えられるようにしたいものです。

企業のM&Aと市町村合併を同一に論じることはできませんが、共通点も沢山あります。

弊社では、持てる能力をすべて投入して合併に関する情報の提供に努めてまいります。

カテゴリ:社長コラム
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