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社長コラム

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モラトリアムと経営免許証(Vol.115 2009年10月号)

2009年10月1日

日本全国には約259万の会社があります。この内資本金1億円未満の中小企業が約255万社で98.4%を占めています。このうち約70%の会社が赤字決算の状況です。

 

車を運転するには運転免許証が必要です。危険な運転をされたら周りの人に多大な迷惑をかけるからです。企業経営者にも「経営免許証」のような制度を提案しています。あまりにもいい加減な経営をされたら取引関係者だけでなく従業員や周囲の人まで大きな被害を受ける可能性があるからです。

「モラトリアム」と言う言葉を聞いたことがありますか。金融機関からの借入返済を一定期間猶予する制度です。当然、中小企業限定と思いますが思い切った政策です。

私がケーブルテレビ会社を経営する最大の目的は「地域の活性化」です。バブル経済が終焉した平成4年7月に設立し、金融ビッグバンを経験しながらも多くのご支援を賜り、発展を継続することができました。これからが本格的に地域貢献を果せると思っています。

2011年7月24日には、従来のアナログ放送が終了します。弊社では、この準備はすべて整い、加入希望者への接続を急ピッチで進めています。

地域発展には、住民の方々のやる気と団結が必要です。併せて企業の経済基盤の確立が求められます。経営者のモラルアップ教育と並行して「モラトリアム」が実施されれば地域経済は大きな変化を生むはずです。今月のコラムは、税理士としての考えを前面に出させていただきました。

狭山ケーブルテレビ設立から17年、一貫して地域の発展を願い経営努力を継続してきました。制度が創設されたら一番先に「経営免許証」を取得して、無事故・無違反で数年後にはゴールド免許取得を目指したいと考えています。

カテゴリ:社長コラム
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