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社長コラム

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世界の中の日本(Vol.236 2019年11月号)

2019年11月1日

 先日、家族で栃木県にある「東武ワールドスクウェア」に遅ればせながら初めて行ってきました。「東武ワールドスクウェア」は平成5年、1993年4月に開園し、今年で27年目を迎えています。狭山ケーブルテレビは平成4年、1992年7月設立なので9か月だけ年上です。

 初めて行った感想としては、非常に面白かったです。世界各地の有名な建築物、遺産や、遺跡が1/25のスケールで忠実に、精細に再現されており、まるで世界旅行をしている気分になり、小学5年の娘と一緒にはしゃぎながら楽しませてもらいました。

 私は海外に行くことはそんなに多くはありませんが、海外に行くと、日本との文化、言葉の違い、食べ物の違い、民族性の違い、そして日本より優れているものなど、多くの違いに気づくとともに、日本という国がいかに恵まれているか、住みよい国かということを実感します。

 日本は島国で、地下資源に恵まれた国ではありません。また、食料自給率はカロリーベースでみると37%(平成30年度)となっており、多くを輸入で賄っています。

 現実的に今の日本は、他の国と関わらずに、国内だけですべてを賄っていくことは不可能です。世界の国々とどう付き合い、日本の国益をどう守っていくかは政治のお話かもしれませんが、ビジネスの世界でも、インターネット、IOT,AIの更なる進化を考えると、現状では海外との取引の無い企業も、将来は海外の取引先、顧客の発掘や、外国人の登用など、今よりずっと身近なことになっていくと考えられます。

 30年後、今よりは確実にグローバルな環境が進んでいくことは間違いないと思います。企業として生き残っていくためには、企業として成長し続けなければいけません。そのためには世界の国々と日本との違いを認識して海外とも付き合っていかなくてはいけませんし、日本国内の将来予測だけではなく、世界全体の将来も予測しながら環境の変化に対応していかなくてはいけません。

 言葉の違いはどうにかなると思いますが、グローバルな感覚を持った人材の育成はこれからの日本にとって必要不可欠なものになってくると思います。

 日本国民として世界の中の日本の立場が損なわれていくのは見たくないですし、世界に良い影響を与えられる国であり続けて欲しいと心から願っています。

カテゴリ:社長コラム
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