狭山ケーブルテレビ

　10年後の世界は果たしてどうなっているのか？
　誰しもが興味を持ち、知りたい内容だと思います。例えば10年前と、今を比べて大きな変化があったのかを考えてみると、自分の生活の中では年齢が10歳上がったくらいで、そこまで大きな変化は無かったように感じる人は多いかもしれません。しかし、客観的に見てみると、テクノロジーの進歩、エネルギーと環境、デジタル社会、健康危機への対応、サイバーセキュリティなど様々な面で大きな変化があり、10年前と今では格段の違いが生まれています。コロナ禍前と後という見方をすれば、だれもが大きな変化があったことを実感できると思います。
　
　先日ソフトバンクの孫さんの講演を拝聴しました。私にとっては刺激的な話で、とても印象に残っています。ChatGPTなどの開発により、誰でもAIを使用できる環境になり、AIのディープラーニングは加速度的に深まっていくことが予想できます。孫さん曰く10年後にはAIは全人類の知識の総和の10倍に匹敵するようになり、AIからAGI（アーティフィシャル　ジェネラル　インテリジェンス）に進化しているだろうとお話しされていました。また、AIを使用する人と使用しない人の差が、かなり広がる。たとえるなら150年前に発明された電気、車を使う人、使わない人くらいの差になるということでした。
　すべて正しいかはわかりませんが、それに近いことになっているであろうと私も思います。自分の10年後は何となく想像できますが、世界の事となると予測は非常に難しいのが現状です。まずは会社の10年後が明るく、可能性に満ち溢れ、皆様から信頼されるようにしっかり構想を練って、着実に実行に移していきたいと考えています。

　最後に私の考える10年後の世界は、技術、社会、経済の進展に影響を受けるでしょうが、確実なことは変化が続くことだと考えています。