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海外視察(Vol.285 2023年12月号)

2023年12月1日

 先月11月に4年ぶりにフィリピン、マニラに地元の信用金庫の経営者勉強会の一環で海外視察に行ってきました。
空港からまちの中心部に向かう道中まず目を引いたのは高層マンションの建設ラッシュということ、走っている車の数が日本と比べると非常に多く感じること、常に渋滞している印象です。少しフィリピンの事を調べてみると人口は約1億1600万人、日本が約1億2400万人なのでほぼ同水準まで増えてきています。フィリピンの平均年齢は24歳、ちなみに日本は48歳、世界で2番目に平均年齢の高い国(1位はモナコ)となっています。フィリピンの人口ピラミッドは綺麗な△で示す通り、2050年までは確実に人口が増え続けると言われています。あと数年で人口は日本を追い抜きます。
 
 街中を歩いてみると、屋台文化が根付いていて、至る所で市場のような集まりがあり、非常に人が多く活気に満ち溢れていました。戦後の日本を見たわけではありませんが、このような雰囲気だったのだろうと想像できます。

 フィリピンは世界最大の労働力輸出国といわれ、約1000万人が海外で居住、勤労しているとのことです。フィリピン国内の平均月収は3~5万円。アメリカ、オーストラリア、カナダなど英語圏への出稼ぎが多いようですが、日本での勤労もまだまだ人気がありそうです。視察先の日本語学校の生徒さんに日本に行きたい理由を聞いてみましたが、治安の良さと衛生面、日本の文化が好きという答えが返ってきました。確かにお金だけをみれば欧米などの方が待遇は恵まれていますが、治安、衛生面を考えると今まで行った海外の中でもダントツに日本が優れていると感じます。

 今回の視察で感じたことは、フィリピンはこれからの人口増加、平均年齢の若さ、インフラ整備の課題などから見ても発展途上の国でありながら、今後の可能性に満ち溢れた国だと考えられます。
あと10年もすると人口だけではなくGDPも日本は追い越されてしまうのではないか、日本もこのままではいけないという危機感さえ抱いています。
今回得られた刺激、気づき、危機感を大切にして、広い視野で物事を考え、狭山ケーブルテレビの事業にも活かしていければと思います。

カテゴリ:社長コラム
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