コンテンツ本文へスキップ
プリローダーイメージ
スマートフォンサイトはこちら

社長コラム

コンテンツタイトル下地
  • 最近の投稿

  • アーカイブ

  • カテゴリー

中国を旅して(Vol.8 2000年11月号)

2000年11月1日

日本は本当に世界の先進国なのか、大きな疑問を持っています。

一昨年から今年にかけて香港、イタリア、インド、韓国、そしてつい先日に中国の北京と天津に行ってきました。海外から日本を見直すと色々な事を考えます。

特に、ケーブルテレビの社長としてアジア各国の放送事業、通信事業に興味をもっていますので、出掛けた先での光ケーブルの状況や、パラボラアンテナが気になります。
さて、最近日本人の自己中心的考え方が強くなるに従い、政治にも経済にも道徳感にもひずみが出ています。経済大国ともてはやされ浮かれているうちに、アジアの国々は必死で日本に追いつけ、追い越せの努力を国を挙げて頑張っています。
特にIT(インフォメーション テクノロジー)関連について、日本は遅れています。一方韓国、中国、インド、
香港等の発展は目覚しいものがあります。テレビもインターネットも先を越されていることを強く感じます。規制緩和の仕方が違うのです。日本は個人の権利が強すぎて、都市計画も進めることができません。狭山市においても肝心な駅前開発が、30年以上も遅々として進まず殆ど変化なしの状態です。
こんなことで良いのでしょうか。外国に行く度に反省させられます。
ケーブルテレビ事業を始めて8年が過ぎました。地域放送事業からスタートして、多チャンネル放送、そして通信事業へ業務拡大してきました。「すべてのメディアをテレビから」をテーマに、パソコンなしでもインターネットを手軽に全員が楽しめるように、「あれば便利から、なくてはならない」ライフラインとして確立することを目標にしています。
狭山市民の財産として、光ケーブルと同軸ケーブルを使って各家庭にネットワークが完成したら、どんなにすばらしい事か、夢が拡がります。狭山市全世帯のネットワーク網完成には、あとわずか10億円程度の設備投資で実現します。これも行政の協力と支援がなくてはなかなか進みません。しかし残念な事に、日本の行政は新しい取り組みを苦手とし、特にスピードに難点があります。狭山市が先進の「情報都市」として、全世帯が地域情報ネットワーク利用の環境を実現します。

カテゴリ:社長コラム
コンテンツ本文の先頭へ戻る ページの先頭へ戻る
コンテンツ本文の先頭へ戻る ページの先頭へ戻る