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社長コラム

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観客民主主義(Vol.42 2003年9月号)

2003年9月1日

自分では雨もかからない観客席で、泥んこになって戦っているプレイヤーの欠点を批評して一喜一憂しているのが私たちではないでしょうか。
市長選の投票率36%でした。約3分の1の住民は投票にも参加しない状態です。政治がショーのようになってしまい本質よりも人気で左右される時代です。豊かな街造りのためには住民のほとんどが参加して自らがプレイヤーにならなければ達成できません。

それには、正確な情報と先見性を身につけて、自分なりの歴史観を持って今起こっている事象を分析して将来に備えることが肝心だと思います。
超低金利のデフレ経済が継続して、地域商店街の衰退は目を覆いたくなるような状態です。
中小製造業の仕事は中国や東南アジアへの工場移転により激減しています。
国の予算でも42兆円の税収しかありません。36兆円もの国債を発行して、日本はいよいよ借金大国になってしまいました。さらに全国的な市町村合併で特例 債が発行され赤字は膨らむばかりです。この清算段階で国民が大きな痛みを受けることになるのは確実です。国が民間のそれを上回る徹底的な行政改革を優先し て実行しなければなりません。大手銀行は国営化して、道路公団等を民営化して何が変わるのでしょう。社長をカルロスゴーンさんのようなしがらみのない外国 人にでもお願いするのでしょうか。
私たちが、観客民主主義を脱却して、国民全てが主役となって活動しようではありませんか。
地域経済活性化と日本の再生のために。

カテゴリ:社長コラム
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