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社長コラム

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ケーブルテレビで街おこし(Vol.107 2009年2月号)

2009年2月2日

厳しい地域経済環境の中で安心した生活設計をするにはお金や名誉ではありません。同じ地域に住む人たちが協力して助け合うコミュニティーの形成が大切です。

私は戦時中の昭和19年8月に生まれ、直前に父が満州出征で1年間余り顔を見ることもなかったと聞いています。1歳の時に敗戦、文字通りゼロの日本の再スタートでした。
  

家族全員で分担して家業を手伝い貧しいながらも正直で暖かい家庭環境を維持することができました。両親及び兄弟姉妹と近所の人たちの愛情に深く感謝しています。

 

平成4年7月に狭山ケーブルテレビを発足した目的は「地域コミュニティーの増進」でありました。「一人では生きられない」人間はお互いに支え合いながら人生を送ります。

 

ケーブルテレビは究極の地域コミュニティーであると確信しています。テレビを視聴するためにケーブルテレビに加入するのは一つのキッカケに過ぎません。同じ市内、同じ時代に生活をすることになった私たちは不思議な縁で結ばれています。「向こう三軒、両隣り」の関係さえ希薄になりがちな現実を補い、助け合い励ましあう関係を維持するにはケーブルテレビの機能が無くてはならないと考えています。

 

どんなに優秀なアンテナを立てても近隣との繋がりは結べません。自分から情報発信もできません。安価な費用でのインターネット利用もできません。
 

毎月わずかな費用を分担しあい地域のことを考える機会を持つのがケーブルテレビの本来の姿です。行政で分担すべき業務の一端を担うのもケーブルテレビの役割です。狭山市自治会連合会と密接な連絡を取りながら「安心で安全な夢のある狭山市」に貢献できるよう全社員が頑張っています。ご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。戦後の状況を想えば、現在は最高に恵まれた経済社会環境であることを確認し、将来に夢を描きましょう。

カテゴリ:社長コラム
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